2007/03/10 着物の本仲間@上野
今回は大所帯、昼夜合わせて11名。次回の「着物の本4」に参加してくださる新規の方もお迎えしてゾロゾロと移動。でも10名以上だと店に入れない。目的の店には丁寧に入店拒否されてしまいました。しかたなく駅ビル内の居酒屋さんのランチで昼食をすませて目的地へ。
「横山大観記念館」
瀟酒な習作が多く展示されています。2階の画室からは上野/不忍池が見えます。まさに借景。
「弥生美術館・竹久夢二美術館」
弥生は挿絵画家/志村立美展。昭和の匂いがします。竹久夢二では夢二の肉筆作品や手紙も。
「Ponia-pon」
HPにはB級着物趣味とありましたが、いやいやどうしてアンティークを中心にかなり良い品が揃っていました。値段は可愛くないけど品揃えは胸躍るものがあります。今度ゆっくり掘りに行ってみるつもり。
お茶して何人か抜けた後、夜参加の人と合流して和風居酒屋へ。着物にはドリンクサービスがあり、料理も満喫。話も盛り上がり楽しい1日の〆でした。皆さんの着物姿は▼。
2007/03/17 紅ミュージアムと聞き酒
以前着物仲間と訪れた伊勢半本店紅ミュージアムで『江戸の化粧美/紅・白粉・墨を使った江戸の化粧を再現』の実演をやるということで見学に行く。浮世絵に描かれた踊りの師匠を再現するため派手な簪をつけた島田髷のモデルさんに白粉>紅>墨と化粧がされていくのを一番前でかぶりつき。薄化粧に紅のアクセントが美しい仕上がり。いいね〜日本髪、欲しいな〜紅。
でも今回の収穫は、モデルさんが『もっとい会』の主宰の方だったこと!江戸好き日本髪好きの私が密かに憧れていたお嬢さんなのでした。こんなところでお会いできるとは、嬉しい。お話して写真も撮らせていただきました。ご一緒したお姉さんと日本髪+江戸化粧の写真はこちら▼
この日の夜は相棒+飲みメンバーと合流して(和いたりあん居酒屋ベオーネ改め)日本酒BAR酒音/聞き酒会に参加。飲めないはずの私が何故参加しているのかは謎ですが…。
聞き酒は日本酒の獺祭。磨きが違うもの3種類(3割9分・4割5分・5割)と発泡1種をいただきました。あまり分量は飲めないので、そこは皆さんに助けてもらいながら少しづつ味見。結果、香りがあってサラッとした飲み口の3割9分が私は好きでした。
お酒以外にも出てくる料理全て美味しくて、相棒はかなりご機嫌な状態に…ちゃんと連れて帰るのに手間がかかりました。
2007/03/27 イベント手伝い@ビックサイト
国際アニメフェアの一隅でおこなわれたインディーズアニメ上映会に裏方として参加。受付や上映後の交流会の準備・片付け等。この上映会、審査員に杉井ギザブローさんがいらしたのでそれを楽しみに。
国際アニメフェアの様子については…コメント控えますが、裏方仕事は楽しかったです。文化祭みたいなあの高揚感を久しぶりに味わいました。お祭り好きなんですよ。片付けながら、ちょこっと佐々木いさおさんの生歌も聴けたし!(彼が歌うアニメ主題歌聴きながら大きくなった世代ですから感動しますよ、そりゃ)
あと閉場後のビックサイトがね、壮観。昼間あんなにフーフーした人が一杯いたのに、閉場後は照明も落ちて人気のないガランとした通路が向こうまでずっーと続いていて。
あ、この日も着物でした▼
2007/04/16 浅草履物取材
次回の着物本の特集は「履物」。取材もかねて着物仲間3人で浅草へ。観音裏の足袋処「めうがや」で足袋についてお話を伺い、履物問屋「長谷川商店」では持込んだ草履の修理をしていただきながら色々。
勿論、買い物もしてます。「めうがや」では草色の別珍足袋、「長谷川商店」では刷毛目時雨花緒爪付下駄(爪は水色)を購入。同行のお姉さん達もお揃いの格子草履台にそれぞれ好みの鼻緒をすげてもらっていました。「鼻緒によって同じ台でも印象が全然違うね」なんて言いながら浅草橋付近の甘味処でお茶をして帰りました。
1日雨が降ったりやんだりの天気。私はヘタレて洋服でしたが、お姉さん達は着物+雨コート+雨草履でした。偉い。
2007/05/08 GWまとめ
〆切が間近かだけど、どの予定も切れない…怒濤のGW。お出かけの合間をぬって、仕事を少しずつ片付ける。
妊娠中の友人の家を訪問。HPの為の打ち合わせとは建前で、相方と訪問先の旦那さんのプチ・ガンプラ大会。2人でコソコソ楽しそうである。私は近所の友人宅にもよって子供4人の相手。楽しい!けど体力が…。
アメリカから帰ってきた友人を囲んで帰国&結婚祝いのランチ。頑張り屋さんで少し甘えん坊で聡明な、私の大切な幼なじみ。良いパートナーと出会えて良かった。幸せになってほしい。この日は着物▼
着物で知り合った知人が展示会を開くというので表参道へ。妹と友人も一緒に。お茶をいただいて、は虫類柄の半幅帯をつい購入し、別の店でネットで見た靴を試着して購入。この辺から喉が痛いなど風邪の症状がでてくる。
イベント。何年か前に描いた江戸漫画をまとめた本を販売。フラフラしながら1日を乗り切る。この日も着物▼風邪は限界。
2007/08/06 青森帰省:ねぶた見物
私の両親が「ねぶた」を見たいというので、今年はねぶた開催時期に合わせて少し早く帰省。
そういえば私も「ねぶた」見たことなかったから楽しみ。相方は久しぶりに跳ねようと張り切ってます。
まずは見物した3箇所の「ねぶた」(弘前は「ねぷた」)の簡単な説明。
- 弘前ねぷた:
武者絵が描かれた扇ねぷたなどが大小約60台も城下町を練り歩く。掛け声は「ヤーヤドー」と雅やか。
- 五所川原立佞武多:
「ヤットマレ」の掛け声とお囃子に合わせて高さ約21メートルの立佞武多が五所川原の街道を練り歩く。
- 青森ねぶた:
青森市内を人形型のねぶたが引き回され、お囃子に合わせて「ハネト」とよばれる踊り手が「ラッセラー」という掛け声とともに跳ねまわる。
夏祭り期間中は浮かれた熱い空気が感じられ、こちらもワクワクしてくる。
相方のご両親の案内を頼りにうちの両親も存分に「ねぶた」を楽しめたよう。 一緒に祭見物をして、家にも2泊させていただいたので、引っ込み思案な私の両親も青森に馴染んでくれたのではないかな〜と。
2007/08/14 青森帰省:青森ねぶた
3泊4日の青森旅行を終えた私の両親を見送くる。
この日は、青森ねぶた夜間運行の最終日。相方お待ちかねの跳ねる日。
夕方、用意しておいてもらった衣装(浴衣・お腰・シゴキ・タスキ・足袋・草履・大量の鈴、花笠は省略)を付けて電車で青森へ。
ここで嬉しいことが!降り立った青森駅、向かいのホームに相撲巡業の一行がいる〜。浮かれながら階段を上ったら、駅のトイレから出てきた安馬が目の前に!!そりゃもう、すかさず握手してもらいましたよ。嬉しい。嬉しい。すっごい嬉しい。なんて良い日なんだろう。
テンションが上がったまま、昨日見物した時に目星をつけておいた板金工業組合のハネトの列に並ぶ。
列は跳ねる前から熱気に包まれ、そこここで準備運動をする人が…。物珍しく辺りをキョロキョリしてるうちに開始の花火。とりあえず、山車(ねぶた)やお囃子は昨日堪能したので、心置きなく跳ねることにした。「調子に乗り過ぎるとアキレス腱を切る」と脅されていたから(一応)自分のペースで無理せず。
でも、なんかハネてる内にトリップするというか、一体感に包まれるというか…気持ちいい感覚。
途中で見知らぬ女の子に水を廻してもらう。ありがたい。 男の子達は本当に楽しそうに夢中で跳ねている。自分のとった音頭に周りが乗ってくれると嬉しいのだろう、また声をからして叫ぶ。きっとこの兄さん達、今日は3割増くらいに格好よく見えるんだろうな、とか思った。
2時間無事に跳ねきって、汗だくのまま地元に戻る。1日ずっと楽しい時間が過ごせて幸せ。
2007/09/09 手入れ
今更ですが、夏休みの雑文をアップしました。
9月に入ったら随分秋らしくなってきましたね。あの暑さが遠い夢のよう。
やっと着物が着たい気分。あとサマーウールや何か夏物を洗濯したい。
去年から手入れしようと思いつつ放置していた羽織や帯は近所の「そめの近江」へ。ここは着物雑誌「七緒」に載っていたのを見た時から試してみたいと思っていたので。
とりあえず丸洗いをお願いしました。普通の呉服屋さんだったら袷丸洗い6,000円〜なのに、ここは1,800円!大丈夫か?どの位キレイになるのか?2ヶ月後の出来上がりが楽しみです。
2007/09/13 着物部
ここのトップからもリンクしていますが、ただいま着物部@COMITIA82参加中です。いや、参加中というよりは準備中…です。
着物仲間のお姉さんの「着物姿が揃ったら壮観よね。着物部やりたい」の一言から始まった着物部企画。着物部広報をうけもって参加者の皆さんとメールのやりとりをする日々。申込の波もやっと越え一息つけそうです。不慣れなせいで色々反省点あり。フレンドリーで判りやすい文章を作るってのがどうも苦手で…真面目に書けば書くほど喧嘩腰(箇条書き?)の堅苦しい文章に…ごめんなさい!(こんなとこで謝っても仕様がないんですけど〜)
まだまだ越えねばならない波があります。頑張りましょう。
2007/10/02 隆乃若引退!
久しぶりに鳴戸部屋のサイトを覗いたら「隆乃若引退記念大相撲」の文字が!い〜や〜!
…そういえば最近全然勝てなかったもん。秋場所は途中から休場してたしね。薄々予想はしてたけど、夏稽古で弟弟子達を熱心に指導していた姿を思い出して、まだ大丈夫と思っていたのに…。
あ〜、隆乃若の丁髷姿、涼やかで好きなんだけどな〜。勿体ない。
引退記念大相撲は、2008年2月16日/両国国技館だそうです。椅子席でもいいから行かないといけません。あう。
2007/10/18 木曜時代劇『風の果て』
今日が初回だったようです。途中からタイトルさえ判らないまま見てたら、藤沢周平っぽいし、出てくる役者も見慣れた顔じゃなかったせいか、面白く最後まで見てしまいました。特に考証で引っかかるところもなかったような(私にとって結構コレ大事です。あまりにも間違ってると気になって話に集中できない…)
藤沢周平の群像もの、武家お家騒動ものとしての面白さを期待しながら今後も見よう。
2007/10/22 偲ぶ会
雨の中、友人のお父さんの一周忌に行ってきました。小学校時代よく泊りに行っていたので、オジさんには随分お世話になった気がします。
偲ぶ会では日本酒にあう美味しいご馳走とオジさんが好きだったお酒『鷹勇』をいただいて、思い出話にも花が咲くってもんです。それに相変わらず気っぷのいいオバさんと娘2人のお母さんになった友人の元気そうな顔。なんか安心した。
考えてみれば、私の着物好き・伝統文化好きはこの一家の影響が大きいのです。子供時代に良いものを見せていただいたことに感謝。
2007/10/24 話すこと
用事が終わった後、相方と男友達が飲んでいるのに合流。三鷹の美味しい居酒屋さんで、彼らが頼んだ料理を横からガッツリ奪いながら話す。
先日事故で逝ってしまったバイクレーサー/阿部典史がいかに素晴らしい走りを見せてくれたか、とか。(ショックだったから雑文に書くのやめようと思ってたんだけど、やっぱり一言)彼の冥福を!
剣道をやっていた男友達は「武士の一分」の木村拓哉の剣術より「ラストサムライ」の渡辺謙さんの剣術の方が『らしい』と評価。なるほど、殺すための剣と考えるとそうなんだ。その辺が明確に判らない私としては、それぞれの人物像に沿った剣術が演じられている、とも思うけど。
あと、相方と男友達が酔って仲良くじゃれるのは私へのサービスだ、と言われました!私が叱りやすいような状況を作ることが彼らの言うサービスの意味なんだけど、私は一瞬違う意味で考えちゃいました。
こうやって書くと…脈絡がない。
我が儘だけど、ずっとこうやって相方にくっついて遊びに行けたらいいなと思ったりします。普段1人で仕事しているせいか、私は人と会って話すのが好き。楽しい。
あ、でも河岸変えした先で「朝になったから」と壊れた男友達おいて帰ってきちゃいました。ゴメン〜。ま、もう大人なんだから何とかなったよね?
2007/10/26 麻布十番
何日か続いた秋晴れを活用して、風呂敷に包んだまま忘れていた夏物単衣とウール着物を洗いました。さっぱりした。
翌日は母の知人の友禅作家さんの個展「木村民世友禅展ータペストリー・染絵ー」を見るため麻布十番へ。洗い立てのウール着物を着ていきました▼久しぶりの着物は嬉しい。一緒に行った母には黒半衿が玄人さんみたいと不評でしたが…。
ギャラリーでは作家さんに作品について色々と話していただく。同じ絵描きとして馴染む空気があります。母は冬の空に咲くこぶしのタペストリーが、私は訪問着にしたいような薄紫の大根の花のタペストリーがお気に入り。
そういえば、この方の個展には10年以上通っているかも。昔はいかにも友禅といった華やかな作品だったのが、近年はメッセージ性の強い作品が多くなっている様に思います。
麻布十番まで来たついでに、ギャラリー近く親戚がやっている看板屋さんに顔を出していこうということに。母の従兄弟達が暖かく迎えてくれ、彼らに技術を伝えた祖父の話や昔話やなんかで楽しい時間を過ごす。近い業界だからかここも馴染みます。
2007/10/30 手入れ結果
8月末「そめの近江」に手入れをお願いした着物達がやっと帰ってきました。安い値段設定(自社工場を持っているから?)に期待と不安がありましたが、さてさて、出来上がりはというと。
- 石下紬(袷):シミ抜きのみ=4,900円(上限4,000円でお願いしましたが、少しオーバー)
後身頃に手のひらサイズの輪シミ > 跡形なし。キレイな仕上がり。
- 白地三葉柄の羽織:しみ抜き1,800円+丸洗い1,800円=3,600円
裾部分に黒っぽい薄汚れ、小さな黄変のシミあり > 薄汚れはほとんど落ちてる。黄変は薄くなる程度(模様上にシミが掛かっていたため強い処理が出来なかったそう)
- 白黒花模様の羽織:丸洗いのみ=1,800円(たんす屋なら3,000円、近所の呉服屋なら6,000円)
全体の薄汚れ > こざっぱり…したかな。他に頼んでも丸洗いはこんな印象なので、まあこんなもんでしょう。
- 緑名古屋帯:カビ取り+丸洗い=6,800円(他の物と一緒に処理できないため高いらしい)
裏地全体に白カビがポツポツ > カビ部分が色抜けしたようになったが、カビが残っていて他に移るよりは良しか?
4点で合計17,100円也。
汚れの状態によって値段・仕上がりが様々なので一概には言えませんが、全体としてはまあまあ良かったと思います。次回も丸洗い頼んでみましょう(ただし2ヶ月かかるから十分余裕を持って、です)
手入れをお願いする方としてつい望みがちな「ステキ!着物が生まれ変わったようね」状態にするにはやっぱり『解洗い』までしないと駄目なんでしょうね。ちなみに「そめの近江」のチラシでみると『洗張り+仕立て替え』で約19,000円。うむ。
2007/11/24 着物部
着物部終了から1週間、やっと残務処理も終わり!お疲れさまでした〜>私。
当日はまだ風邪気味で、薬服用してから会場まではマスク、ビタミン・のど飴を補給しつつ準備といった感じ。でも企画自体は盛況でした。
着物部員はかなりの割合で着物姿。正統派からガーリー、姫系、昔着物、普段着派とバラエティに富んだ着物が一同に見れて壮観。
設営作業はエプロン、襷などをつけて。女給さんのようなフリルのついた白いエプロンが可愛かった〜(私も風邪引かなきゃ、あんなエプロンで参加できたのに・・・でもガラじゃないか)着物部員の気合いの入った着物姿写真は▼
で、いらしたお客さんも着物姿の方がいて、本当に嬉しい限り。全体的に秋らしいコーデ、暖色(オレンジや朱)が多かった印象。お客さんの着物姿写真は▼
個人的にお友達になりたかったのは、立ち居振る舞いが素敵な千鳥大島のお姉さん。またお会いできたら声をかけてみましょう。本当はすぐにでも遊びに連れ出してゆっくり話してみたい!でも遠方の方なんでそれは無理。あと、合同誌のみの参加部員で江戸好きさんを発見!今度ご一緒に下町巡りか資料館巡りでも如何でしょうか?
今回の着物部では何やかや大変ながらも良い成果をいただき、皆さまに感謝!手伝ってくれた友人、暖かく見守ってくれた相方にも感謝です。
さて、日常に戻りましょうかね。
2007/12/03 きものサロン
「きものサロン」冬号にイラストを描かせていただきました。京都特集/悉皆屋さんの仕事の記事に見開き4点です。見本をいただいたら「帯結び大研究」という小冊子がついてきました。結構便利です。
その後、着物を着て▼編集部にご挨拶に伺ったら「一人でできる着付け革命」と「着物Begin」を頂いてしまいました。頂き物ばかり。
「一人でできる着付け革命」の方は骨格から考えた着付けだそうで、綺麗に着れるコツ満載。着れるようになればなったなりの悩みも出てくる訳で。これを熟読してもっと綺麗に着たい!
「着物Begin」は男性誌「Begin」のムックなので今時の男性着物オンリー!「きものサロン」スタッフが続刊のことを考えず全てを注ぎ込んで作ったそうで、至れり尽くせりな内容になってます。実際着物を着ている男性の写真も多く、男物ならではの着付けのコツとかも参考になりそう。考えてみれば、まだまだ男着物の情報は少ないからこうゆうのはイイですね。
2007/12/06 津田家の半襦袢
私は二部式襦袢派なんですが、もっている3枚の半襦袢は全部リサイクル品。身幅が少し大きいのと、二部式襦袢のため袖がミシン縫いされていて他の袖に替えられないのと、半衿がついてないから忙しい時には使えないのと。
替袖が付けられる新しい半襦袢が欲しくて、新宿に出たついでにルミネエストに入っている和装小物『津田家』へ寄ってみる。色々みて、レース筒袖付き半襦袢(半衿付き)2,600円を購入。
で、早速モスリンの替袖をつけて着てみました。白半衿、レースの筒袖(うっかり見えても可愛い)、衣紋抜き用の力布、胸紐付きと至れり尽せりな装備。しかも綺麗に衣紋が抜けるよう半衿の首筋の辺りが工夫して仕立ててあります。これで2,600円は安い!さすが銀座老舗の姉妹店、すばらしいです。
ちゃんと買えば、それはそれで良いものなんだな〜と改めて思いましたよ。モスリンやポリなどの替袖がいくつかあるので、また買いに行こうと思います。
2007/12/17 連続忘年会
まずは、自由が丘「alternative」にて着付け師匠/小林布未子さんを囲んだお食事会。着物好きさんばかり10名程集まりました。
私は紺ウール着物、白と深緑の縞半幅。防寒に別珍コートと別珍足袋、ショールに長手袋▼
他の皆さんの着物写真はないのですが覚えている限り書き留めておきます。
(お店が白黒に黄緑がアクセントカラーだったせいか、緑をアクセントにしたコーデが多かったです)
- 小林先生:
黒長羽織。白地にヨーロピアンな模様が黒で描かれた着物(昨日娘さんが着ていたのを借用)。白地模様の帯には、茄子紺の帯〆+蜘蛛帯留め。さすが着物コーディネーター!スタイリッシュなコーデ。
- 娘の久美さん:
鮮やかな黄緑のストール、黒地に黄緑四角が並んだ帯をポイントに。
- 「alternative」のインテリアデザインをされた方:
灰緑青色の江戸小紋、黒繻子地に白椿が刺繍された帯を銀座結びに。
- フードコーディネーターさん:
灰格子の川越唐桟着物、黄緑の円がモダンな作り帯。温かそうなポンチョを上に羽織って。
- 建築関係のライターさん:
黒長羽織の羽織紐は一連真珠。ベージュ色紬着物、白茶地に黒薔薇が描かれた染帯には瑠璃色の帯〆。
- デザイナーさん:
紺地に臙脂色の花柄が入ったウール着物、灰青色の博多帯を銀座結びに。半衿は青の小花柄で可愛く。
- 招待してくれたライターさん:
大島(裏が紺の鮫小紋)、艶のある白緑博多帯と白生地を自分好みに染めてくれる京都「三浦清商店」の帯揚げ。
他にも大島に華やかなアンティークの長羽織を着てこられた方も。
招待してくれたライターさんと小林先生母子以外、初対面の方ばかりでしたが美味しいコース料理+獺祭と業界話に話が弾んで、気がついたら退出時間を1時間も超過。
慌てて、いつもの神社での忘年会へ移動。
到着した23時頃には入れ違いで帰る人あり、ご馳走もあらかた食べ尽くされていました。
が、私の到着に合わせて仕上げてくれたミネストローネ鍋がありました!バターが効いたトマトスープに大振りの野菜がゴロゴロ。締めにはラーメンを入れて。うまかったです。
お腹が苦しくなったので伊達締めをとったら、あとは残った物をつまみつつ皆が持参した日本酒(白鴻・浦霞/ひやおろし・浦霞/純米吟醸・鷹勇/山廃・天覧山・六舟)をチビチビ。鷹勇はぬるめに燗をした方が良かったかも?(そうゆうお酒を燗上がりと言うんだそう)
何はともあれ盛りだくさんな1日。
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